- これから自分の塾・教室・スクールのホームページを持ちたい人。
- すでに持っているけど、ほとんど集客できていない人。
- 今あるホームページを改善・改良したいと思っている人。
そんな人に向けた内容です。
ここでは、できるだけ高品質でSEO効果もあるホームページを、コストと手間を抑えて簡単に作成する方法をご紹介します。
切り捨てるべき無駄なコストはできるだけ切り捨てつつ、初心者にありがちな、削りすぎて逆に手間が増えてしまう事態もしっかり避けます。
そして、ここが重要なのですが・・・
ここでは、特に「あとで後悔しない」ことを大切にしています。
なぜなら、こういった情報を伝える他のページでは、後から手を加えるのが大変だったり、実は後で大きなコストがかかったりするようなノウハウが非常に多いからですね。
実際に、私自身も「ああしておけばよかった・・・」と後悔した部分がたくさんあり、それこそ今でも足を引っ張り続けているものさえあるくらいです。
しかし、実際に教室を始めれば、他にやるべきことがいくらでもあるのですから、余計な手間やコストはできだけ減らしたいですよね。
そういった「しなくて良いムダや遠回り」を避けて、効率よくスタートを切ってください。
なお、このページは、あくまでも「塾・教室・スクール」業界に関わる人達のための内容です。
他の業種で活動している人や、ブロガーとしてアフィリエイト収入を目指すような人には当てはまりません。
そういう方は、それ用のページを参考にしてくださいね。
(ただし、士業・カウンセラー・コーチ・コンサルタントなどで独立開業している方にはかなり当てはまりやすいですから、よろしければ参考にしてください)
自分専用のホームページを持つのは簡単!?
自分専用のホームページを持つ方法は、いくらでもあります。
それこそ昔はかなりの手間とコストがかかったものですが、今では無料サービスでも十分なものが持てる時代になりました。
しかも、登録してから数分程度で、あっという間にきれいなホームページができてしまうほどです。
ですから、後のことを考えなければ、ホームページを持つくらいは誰でもできると思ってもらって構いません。
しかし、問題は「後のことを考えなければ」のところです。
なぜなら、ここで選択を間違えると、肝心の集客がうまくいかずに大きく後悔をすることになるからですね。
例えば、見た目やデザイン性ばかり気にして、使い勝手も信頼性も低い悲惨なサイトになるのは、非常に多いパターンです。
実際にスクール系のホームページを見ていくと、明らかに有料で頼んだらしいのに、見た目もいまいちで、使い勝手も信頼性も低いという、何も良いところが無いようなものも頻繁に見かけます。
また、無料のホームページのほとんどは、自動で広告が差し込まれるわけですが、明らかにそぐわない広告が表示される教室のホームページを見て、利用しようという気にはなりませんよね?
何より、無料や格安のホームページは、自由度や拡張性が低く、ちょっと変更を加えるだけで別料金を取られるようなことが少なくありません。
ですから、安さに惹かれて無料のホームページサービスや格安のHP制作業者を利用するのは避けてください。
だからと言って、高ければ安心ということは全くありません。
いくらデザインがきれいでも集客できるかは別問題ですし、塾・教室・スクール系のホームページの場合は、あまりに凝ったサイトだと逆に集客効果が落ちることもあります。
また、ホームページに付属する機能についても、使いもしない無駄な機能が多くあってもしかたないですし、そのぶん維持費や運営費が高くついてはもったいないです。
それに、教育業界にWebの知識に疎い人が多いことを狙って、他の業界相手だと通用しないレベルの人が、学習塾やスクール系専門だと謳って活動しているケースもあり、そういうところは総じて中身が薄いくせに割高です。
ですから、高いからと言って、安心して丸投げするようなやり方も避けましょう。
学習塾・習い事・家庭教師などのスクール系ホームページに最低限求められるのは、かけたコスト以上の集客や収益が見込めることです。
そのためにも、いきなり高いサービスを利用せず、ある程度の期間を運営してみて、騙されない程度の知識を得ていきましょう。
デザイン性の高い高額なホームページも、高機能なシステムやサービスも、サイト運営と教室そのものが軌道に乗ってからにしましょうね。
いずれにしても、ホームページの良し悪しに、値段が高いか低いかはあまり関係ありません。
ぜひとも、安くて良いものを見つけるようにしてくださいね。
最も効果的で、コストパフォーマンスの良いホームページの作り方
「コストがいくらかかっても良いから、手間をできるだけ少なくしてほしい」
そういう方は、今回の内容は当てはまりませんから、良質な有料サービスをあたるようにしてください。
しかし、塾・教室・スクール系に関わる立場で、そんな余裕のある人は少数派ではないでしょうか。
少なくとも、これから開業しようという人や、儲け主義ではなく良心的に経営をしている人であれば、かかるコストは少ないほうがありがたいはずです。
「手間は減らしたいが、かけられる経費にも限りがあるから、コストパフォーマンスを重視したい」
こういう人は、次の5つのステップでホームページを作っていきましょう。
- サーバーをレンタルする
- WordPressをインストールする
- WordPressテーマを設定する
- 基本的なSEO設定をする
- 最低限、必要なコンテンツを書く
Webに関してあまり興味の無い人だと、「サーバーをレンタル」「WordPress(ワードプレス)」など、いきなり分かりにくい用語が出てきたように感じると思います。
しかし、普通にホームページ運営をしようと思ったら、このくらいの知識は避けて通れません。
もちろん、部下や詳しい人を雇って任せるか、大金をかけて業者に完全に丸投げにでもすれば話は別ですが、それができる余裕のある人は少ないはずです。
ですから、簡単な説明を付け加えながら、順番に解説をしていきましょう。
なお、甘いことばかり書くつもりは無いため、未経験の人にはちょっとだけつらい部分もあるかもしれないことは、先にお断りしておきます。
それでも、この手順に沿ってやれば、自分の教室のホームページが、それなりの業者に頼んだくらいのレベルで作れてしまいます。
もちろん、将来的な発展性(=軌道に乗ったら、改めて業者に任せるなど)や拡張性(=後で欲しくなった機能を付け足すなど)も大丈夫です。
しかもかなりの割安でできますから、ぜひ頑張ってくださいね。
1.サーバーをレンタルする
まずは、インターネット上にあなたのホームページの設置場所を用意することからです。
サーバーとは、その設置場所のことであり、いわばホームページを置いておくためのデータ格納庫のことですね。
そして、技術とお金さえあれば、自宅のパソコンをサーバーにしてしまうこともできますが・・・あまりに大変すぎるため、おすすめはしません(笑)
そこで、もっとお手軽にサーバー会社に借りようというのが、「サーバーをレンタルする」となります。
まずはサーバーを借りて、そこにホームページを作って、世界中に「私のホームページがここにありますよ」と伝えれば、皆から見てもらえるようになる・・・というわけですね。
ところで、サーバー会社は山のようにありますから、その中からどれか1つを選ばなければなりません。
もちろん、自分に合うものを選んでいただけば良いのですが・・・本当にいろいろありますから、真面目に選ぶと1日中かかっても決まらないはずです。
そのため、ここではおすすめのサーバー会社を1つ挙げておきますから、特にこだわりさえなければ、まずはここにしてみてください。
(後でどうしても嫌になったら、他のところに変えることも可能です。ただ、そうなる可能性はほとんどないはずですけれども)
数あるサーバーの中でも、上級者以外のほとんどの人におすすめできるのが、エックスサーバーです。
- 他社と比べてコストパフォーマンスが高い。
- 初心者に必要となる便利な機能のほとんどが無料で標準装備されている。
- 利用者がとても多いため、困った時に検索するとヒットしやすい。
- 実際に私がいくつか使った中で、最も使い勝手が良かった。(そして、今も使っている)
ですから、特にこだわりが無ければ、騙されたと思ってここにしてみてください。(もちろん騙しませんが)
これ以外のもので、じっくり迷ってもらっても構いませんが、サーバー選びで迷う時間はかなりもったいないですから、迷うにしても早めに決めましょうね。
サーバーの申し込み方
念のため、サーバー申し込みの手順も触れておきましょう。
エックスサーバーに決めたなら、このリンクから「新規お申し込み」に進みましょう。
「サーバーID」を聞かれますが、これは後で使わないため、適当なもので大丈夫です。
「プラン」は「X10」を選んでおいてください。(当分はX10でも十分すぎるくらいです)
なお、ここで表示されている「月額:**円~」は、36ヶ月払いを利用した場合の最安値であり、実際はもう少しします。
参考:一番多い12ヶ月払いだと、月額1,100円(税込)×12=13,200円です。(これに初期費用が3,000円追加されます)
WordPressクイックスタートは?
さて、次に問題となるのは「WordPressクイックスタート」を利用するかどうかです。
まず、「WordPress(ワードプレス)」というのは、自分のホームページをブログのように更新できるようになる便利なシステムのことです。
これをインストールすることで、SEOに関する設定もしやすくなりますし、後でいろいろな機能を追加することもできるようになります。
ワードプレスの利用自体は無料ですから、確実に導入しておきましょう。
そして、肝心の「WordPressクイックスタート」ですが、これはエックスサーバー独自のサービスですね。
WordPressをインストールする時にも、当然いくtかの設定が必要なわけですが、クイックスタートを利用すると、この後の設定作業が劇的に簡単になります。
それなのに設定費用は無料で、かかるのはドメイン代だけという、かなりありがたいサービスです。(ドメインが何かは後述します)
さらに、そのドメインがキャンペーンだと永年無料になり、しかもそのキャンペーンがほぼ1年中やっているというありがたい仕組みですね(笑)
そのため、これを選択した時に表示される金額は、契約期間によって少し高くなったように見えますが、純粋に初期費用と月額費用だけになっています。
ただしデメリットが2つあって、1つは試用期間がなくなってしまうことです。
この場合、いきなり支払いに進むことになりますから、事前にお試しをしておきたいという人は、クイックスタートの利用をやめましょう。
もう1つは、最初の設定作業をすっ飛ばしてしまうことになるため、仕組みがよく分からないままになることです。
そのため、別のサーバーで2つ目以降のホームページを持つ予定があるなら、クイックスタートは利用しないほうが良いです。
逆に、エックスサーバー以外のサーバーでホームページを作る予定が無いということであれば、クイックスタートを使ってしまっても構いません。
以上を踏まえつつ、WordPressクイックスタートを利用するかしないかの判断はお任せします。
ただ、使った場合のほうが説明も圧倒的に楽ですから、この後の説明は使ったものとして進めていきますね。
(使わなかった場合の説明も、後で軽く書いておきます)
WordPressクイックスタートに必要な設定項目は、次の5つです。
- 取得ドメイン:すぐ下で別に説明します。
- ブログ名:自分の教室名などをどうぞ(後で変更可能です)
- ユーザー名:ログイン時のアカウントになります
- パスワード:ログイン時のパスワードです(後で変更可能です)
- メールアドレス:通知などが届きます(後で変更可能です)
ユーザー名以外は後で変更できるため、気軽に入れて大丈夫です。
ユーザー名については、自分で使うものですが、後で設定を忘れるとコメント投稿時などに表示されることがあるため、変なものはやめておきましょう(笑)
また、取得ドメイン名については、下に説明がありますから、そちらを参照してください。
以上を選んだら、エックスサーバー自体の利用登録のための必要事項の入力に進みましょう。
最後に、SMS・電話認証があり、それが終わると申し込みが完了します。
その後、クイックスタートを利用した場合は、契約完了のメールが届きます。
一方、クイックスタートを利用しなかった場合は「試用期間」をお知らせするメールが届きます。
(気に入らない場合は、試用期間中に辞めれば費用はかかりません)
注意1:ドメインについて
ドメインとはインターネット上の住所のようなもので、「google.com」や「amazon.co.jp」などです。
もちろん、自分のホームページにもこのドメインをつける必要があり、あなたも設定作業の途中で決めることになります。
最後の部分は「.com」「.jp」「.net」などの決められたものから選ぶことになります。
ただし、どれを選ぶかによって料金も変わります。
- 安く抑えるなら「.com」「.net」(年間200-300円程度)
- 信頼度がほしいなら「.jp」(年間1,000円程度)
- すでに会社組織で、信頼度を優先するなら「.co.jp」(年間3,000円程度+法人の証明)
といったあたりを選べば良いでしょう。
ただし、金額は登録費用であり、2年目からの更新費用はもう少し高くなります。
「.com」で1200円程度、「.jp」で2800円程度、「.co.jp」で3800円程度となりますが、それ以外は各自で確認してくださいね。
(なお、信頼度については、ホームページ自体の信頼度に加えて、メールの届き安さにも影響します)
一方、「.com」などよりも前の部分は、他と重ならないものであれば自由に決めることができます。
どういった文字列でも大丈夫ですが、基本的には自分の塾・教室・スクールなどの名前や略称などを入れると良いでしょう。
注意2:ドメインを別会社で利用するべき?
こういったホームページやWordPressの始め方を紹介するサイトでは、「お名前.com」などのドメイン管理会社を使わせようとするところが多いです。
表向きの理由は「ドメインは別で管理したほうが安くなる」からですが、これは一昔前の話で、今は正直大差ありません。
本当の理由は、もっと単純に「少しでも多く紹介料を得るため」ですから、真に受けないように注意してください。
ドメインの利用料金は会社によって異なるため、サーバー会社とドメイン管理会社を分けたほうが安くなる場合は確かにあります。
しかし、必要な知識とかかる手間について言えば、サーバー会社にドメインの管理も任せてしまったほうが、圧倒的に楽で良いです。
実際に両方でやったことがある立場からすると、仮に分けたほうが少しくらい安くなったとしても、「分けないほうが簡単で便利」だと断言します。
それに、エックスサーバーの場合はドメイン利用料もかなり安くなっているため、わざわざ他のところを使うメリットが低いです。
特にスクール系の場合だと、ドメイン管理会社を使うことのメリットが余計に少ないですから、別会社を利用するという説明には耳を傾けずにいきましょう。
注意3:ログイン情報の保存
メールで送られてくるログイン情報は、何度も使うことになりますから、必ず保存しておいてください。
また、メールサーバーやFTPサーバーなど、いろいろな情報も届くと思います。
現時点ではよく分からないかもしれませんが、それらもまとめてテキストファイルか何かに一覧で保存しておくと後で便利です。
2.WordPressをインストールする
WordPressクイックインストールを使えば、ここはスルーできます。
安心して次に進んでください。
利用しなかった場合でも、ドメイン管理をエックスサーバーに任せるようにすれば、そこまで手間はかかりません。
管理画面内の「+サービスお申し込み」のところから、「エックスドメイン」を選んで、希望のドメインを取得しましょう。
無事に発行されたら、「サーバー管理画面(サーバーパネル)」の「WordPress簡単インストール」で、取得したドメインを選び、必要事項を入力すれば、WordPressが自動でインストールされます。
ちなみに、以上の手順は、2つ目以降を導入する場合にも当てはまります。
慣れると全く手間ではありませんが、初めての時は戸惑うかもしれませんから、時間を取って落ち着いて進めてくださいね。
一方、ドメイン管理を別会社に任せる方式だと、ここからの設定がかなり面倒になります。
どうしてもやりたい方は、管理会社のマニュアルなどを参考に、自分で進めてくださいね。
3.WordPressテーマを設定する
WordPressのインストールが完了したら、さっそく基本的な設定を済ませましょう。
「設定」→「一般設定」で、タイトルや説明文、URL、メールアドレス、時刻表示などの設定ができます。
他にも「投稿設定」や「表示設定」など、ひととおりしていくと良いですが・・・これらは書き出すと長くなるため、後で重要なものだけ見るとしましょう。
とりあえず、それよりも真っ先に済ませておきたいのが「テーマ」の設定です。
WordPressは「テーマ」という機能を使うことで、デザインを簡単に切り替えることができます。
最初は味気ないテーマですが、見栄えの良いテーマでも、機能性の高いテーマでも、あなたの好きなものを選ぶことができます。
もちろん、どのテーマを使うかは自由ですから、お好きなものを選んで使ってください。
・・・と言いたいところですが、最初のテーマ選びを間違えると、あとで後悔することになりやすいです。
何しろ、そのテーマ固有の設定が多いものですから、別のテーマに切り替えると、また1から設定し直さなければなりません。
そのためここでは、おすすめの無料テーマをいくつかご紹介しましょう。
おすすめの無料テーマ
高額な有料テーマに見劣りしない、高機能な無料テーマです。
初心者向けのシンプルな作りになっており、基本的なSEO設定の多くも、最初からかなりしてくれているため、すぐに使えるのも良い点です。
また、スキンを変えるだけで、設定はそのままに、デザインだけを簡単に切り替えられるのは、かなりの強みです。
弱点は、どちらかと言うとホームページよりブログ向きのデザインであることですね。
高速化、SEO、多機能・高カスタマイズ性、を重視している、非常に高機能な無料テーマです。
レスポンシブデザインはもちろん、構造化データ、AMP、PWA、SNS連携などにも高いレベルで対応しており、有料テーマ顔負けです。
弱点は、無料版だとフッターに提供元が表示されることと、機能が多すぎて細かく設定すると大変なことです。
普通のテーマだと設定できない行間などまでカスタマイズできるため、将来的に細部のデザインまでこだわりたい人にはおすすめですね。
ビジネス用のホームページに向いた、シンプルな無料テーマです。
WordPressの公式登録テーマとなっているため、わざわざリンク先からダウンロードしなくても、管理画面内で検索して利用することができるのがメリットです。
また、専用の無料オプション(VK All in One Expansion Unit)を併用すれば、プロフィール、お問い合わせ情報、SNS連携などの様々な機能も利用できます。
弱点は、利用者がとても多いため、デザインが他とかぶってしまいやすいことと、Lightning Proという有料版があって、より良いデザインや機能を求める場合はこれを利用しないといけないことです。
ただ、デザインで差別化したい時に便利なオプションが用意されているという見方をすれば、長所と取れなくもないでしょう。
デザイン性の高いシンプルな1カラムのトップページが作れる無料テーマです。
1カラムというのは、サイドバーの無い縦長のページで、縦スクロールしていくと必要な全ての情報が順番に見える、最近人気のデザインですね。
そして、こちらもWordPressの公式登録テーマとなっているため、ダウンロードすることなく管理画面内から検索して利用することができるのはメリットです。
弱点は、海外製のテーマとなるため、英語が得意な人でないと、設定の際に不便な場合があることですね。
また、有料版があるため、無料版は機能が制限されているのも弱点ですが、基本的な機能はおおよそ無料で利用できます。
これら以外にも、有名どころだけで、LION、Xeory、STINGER、LIQUID・・・など、まだまだいろいろあります。
それぞれに強みと弱みがあって、「どれが最高!」とは言えないですから、気に入ったものや、ピンと来たものを利用してくださいね。
このページは・・・
ちなみにこのページは、無料テーマの「Cocoon」を使って作っています。
デザインは複数の中から選べるのですが、あえて最も飾り気のないスキンを選び、他にほとんど手を加えない状態で使っています。
そのため、きれいなサイトと比べると寂しい感じがすると思いますが、それでも一定の形にはなっていますよね。
そして、作成にかかった時間は、記事の作成とSEO設定を抜きにすれば、おそらく15分もかかっていません。(SEO設定を含めると、もっと時間がかかります)
最初のほうにも書いたとおり「後のことを考えなければ、ホームページを持つくらいは誰でもできる」くらい簡単ですから、気軽に挑戦してみてくださいね。
テーマの設定方法
テーマを決めたら、WordPressに設定しておきましょう。
方法はそのテーマのマニュアルや説明ページにあるはずですから、そちらを参照してください。
念のため簡単に書いておくと、
- テーマのページからダウンロードして保存(公式テーマは不要です)
- WordPressの「外観」→「テーマ」→「新規追加」と進む(公式テーマは、この画面にある検索ボックスで探すと見つかります)
- 「テーマのアップロード」→「参照」と進み、保存したテーマを選択
- アップロードが完了したら、該当のテーマを「有効化」
これで完了です。
その後、基本的な設定をすることになりますが、これはテーマごとで変わりますから、各マニュアル等を参照してください。
もちろん、絶対に必要な基本設定などは、後でまた触れます。
有料テーマを利用しなくていいのか?
WordPressを使ったホームページ作成を説明する記事だと、有料テーマを推奨することがほとんどです。
しかし、有料テーマはお金がかかりますし、まだ知識や経験のない段階で、どれが良いかを的確に選ぶことは難しいです。
例えば、よく名前が挙がるものとして、「AFFINGER5」「THE THOR」「賢威」「SANGO」「STORK」「Minimal」などがあります。
どれも良質なテーマですから、利用したい場合は利用してもらって構いません。
ただ、スクール系のホームページとして使うには不似合いなものもありますし、逆に高機能すぎてもったいないものもあります。
それに、いずれも長所があれば短所もあるわけで、「無料テーマより有料テーマのほうが良いという記事を見かけた」というだけの理由で利用するのは間違いです。
何より、こういった記事は、紹介料を得るために、過剰に「有料テーマのほうが良いですよ」と吹聴しているため、あまり真に受けてもいけません。
実際に、名前の挙がった有料テーマのほとんどが、紹介したサイトに対して高額な紹介料を払っています。
そういったあたりを割り引いて考えて、それでも利用したいと思う場合にだけ、利用するようにしたいですね。
4.基本的なSEO設定をする
ここは書き出すと長くなるため、別の記事にさせてください。
大事なのは、記事を書き始めるよりも前に、最低限必要な設定を済ませておくことです。
後で取り返しがつかない設定も多々あるため、順番を間違えないようにしてくださいね。
5.最低限、必要なコンテンツを書く
初期設定が済んだら、さっそく必要な記事を書いていきましょう。
「どんなページが必要か?」については、どこか見本となる他の同業者のホームページを見れば分かりますよね。
スクールの紹介、理念や指導方針、開講曜日や時間割、教室案内、責任者のプロフィール、お問い合わせフォーム、電話番号や地図・・・など、どこでもほとんど同じです。
そのため、どこか見本にしたい他の同業者のホームページを見ながら、自分用の文章だけは先に作っておくと良いでしょう。
そして、WordPressの場合は、ページごとに1つの記事として書いていくことになります。
ひととおりページができたら、最後に各ページへのリンクをナビゲーションに表示するようにすれば完了です。
この際、設定自体は簡単なのですが、説明の際にどうしてもナビゲーションやらウイジェットやらの用語を出さないといけません。
それに、「どんなページが必要か?」についても、単純に他を真似するのではなく、集客効果が高くなるように考える必要があります。
こういったあたりまで触れていると長くなってしまいますから、ここも別の記事にしますね。
スクール専門Web集客コンサルタント
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